21匹目の赤ちゃんスッポンの保護と飼育（スッポンNo.21, 名前は「10円玉」）
21匹目の赤ちゃんスッポンは2020年9月22日に近所の水がほぼなくなった用水路で保護しました。最初見た時に汚れた10円玉に見えたので名前は「10円玉」です。
| 2020年9月22日11:37 | |
| 昼前 | |
| 近所の住宅地の水がなくなってきた側溝 | |
| 3.4cm | |
| 3.7cm（2021年3月18日現在、飼育177日） | |
| 日中はガラス水槽、夜間はDAISO 飼育容器 Rearing Container (大) | |
| 1日2回 | |
| 冷凍したサケの切り身 | |
| 市販の加工餌のうち、 テトラレプトミンスーパー（170g入りか310g入り）、 テトラレプトミンBaby、 キョーリンのひかりクレスト キャット（295g入り） は夜間に多少は食べているかもしれない(12匹を多頭飼いしているので個別に確認はできていない)。 カメプロスはプレミアムも食べない。 |
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| おとなしい | |
| ある程度育ったらリリースするる予定。保護した場所はリリース場所としてはありえないので検討中。 | |
結果と考察
No.20〜No.31の12匹は病気がないかとか、餌は食べているかとかは注意していますが、情が移るとリリースしにくくなるので、個別にはあまり深く接しないようにしています。とは言ったものの、すでに名前を付けている時点でもうリリースは無理かもしれません。
この赤ちゃんスッポンは半年で甲長が3mm伸びました。12匹の赤ちゃんスッポンの中ではまあまあの記録です。赤ちゃんスッポンは仮に冬眠しても冬を越せるだけの体力はないと言われています。本来冬眠の時期だったと思えば半年で3mm伸びたというのは上出来です。あのままあの側溝に取り残されていたら今頃生きていなかったでしょうから、こうして無事に春を迎えられただけでも良かったと思います。この地域は昨日（2021年3月17日）桜の開花発表がありました。これから本格的な春を迎えてどんどん暖かくなっていくと、活性も上がってもっとたくさん食べて大きくなってくれるでしょう。
2021年4月26日に元いた場所の近くに旅立ちました。
