28匹目の赤ちゃんスッポンの保護と飼育(スッポンNo.28, 名前は「九ちゃん」)
28匹目の赤ちゃんスッポンは2020年10月10日に近所の水がほぼなくなった用水路で保護しました。名前は「九ちゃん」です。
2020年10月10日11:06 | |
昼前 | |
近所の住宅地の水がなくなってきた側溝 | |
3.0cm | |
3.2cm(2021年3月18日現在、飼育159日) | |
日中はガラス水槽、夜間はDAISO 飼育容器 Rearing Container (大) | |
1日2回 | |
冷凍したサケの切り身 | |
市販の加工餌のうち、 テトラレプトミンスーパー(170g入りか310g入り)、 テトラレプトミンBaby、キョーリンのひかりクレスト キャット(295g入り) は夜間に多少は食べているかもしれない(12匹を多頭飼いしているので個別に確認はできていない)。 カメプロスはプレミアムも食べない。 |
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12匹の中では保護時と比べてあまり成長していなくて、却って痩せたので3月21日に一回り小さいプラスチック容器DAISO 飼育容器 Rearing Container (中)にNo.29と一緒に移した。 | |
2月に両手の親指のところが腫れて爪がなくなった。 | |
おとなしい | |
ある程度育ったらリリースするる予定。保護した場所はリリース場所としてはありえないので検討中。 | |
結果と考察
No.20〜No.31の12匹は病気がないかとか、餌は食べているかとかは注意していますが、情が移るとリリースしにくくなるので、個別にはあまり深く接しないようにしています。とは言ってみたものの、すでに名前を付けている時点でお察しです。
この赤ちゃんスッポンは約5ヶ月で甲長が2mmしか伸びませんでした。また、少し痩せました。しかし、あのままあの側溝の中にいたとすれば今頃生きていなかったと思われるので、今元気に生きているだけでも良かったといえると思います。赤ちゃんスッポンは冬眠しても冬を越すだけの体力はないと言われています。仮に冬を越せるだけの体力があったとしても、その間ほとんど成長していなかったはずだと思えば、約5ヶ月で2mmという成長はある意味上出来といえるのではないでしょうか。これから暖かくなればたくさん食べて大きくなってくれると思います。
10匹目の赤ちゃんスッポン(テンちゃん)と2匹一緒に台湾産の赤ちゃんスッポンの子ガメ用水槽に入れていましたが、2021年5月13日に金魚鉢の形のガラス容器(テラリウム用)に隔離しました。ここ数日テンちゃんを追いかけ回しているのが目立ったからです。しかし、翌日の朝にテンちゃんと台湾産のおチビちゃんが入っているガラス水槽にに移して、テンちゃんを九ちゃんが入っていたテラリウム用ガラス容器に移しました。すなわち、九ちゃんとテンちゃんを入れ替えました。テンちゃんがおチビちゃんに追われていたのでテラリウム用ガラス容器に移して、九ちゃんを台湾産のおチビちゃんと一緒のガラス水層に入れた形です。ただ、九ちゃんとおチビちゃんの2匹を一緒に入れたらとどうなるかはまだわからないので、これから見て行きます。
2021年5月14日の午後、九ちゃんが台湾生まれのおチビちゃんに追われていたので、九ちゃんとおチビちゃんの居場所を仕切り板で分けました。現在、3匹を1匹1部屋で飼育しています。