30匹目の赤ちゃんスッポンの保護と飼育

30匹目の赤ちゃんスッポンの保護と飼育(スッポンNo.30, 名前は「ブンちゃん」)

30匹目の赤ちゃんスッポンは2020年10月24日に近所の水がほぼなくなった用水路で保護しました。名前は「ブンちゃん」です。

30匹目の赤ちゃんスッポン「ブンちゃん」のデータ
項 目
内 容
保護年月日
2020年10月24日早朝
保護した時
早朝
場 所
近所の住宅地の水がなくなってきた側溝
保護時の甲長
3.1cm
現在の甲長(飼育期間)
3.3cm(2021年3月18日現在、飼育145日)/td>
飼育容器
日中はガラス水槽、夜間はDAISO 飼育容器 Rearing Container (大)
食事の回数
1日2回
好んで食べる餌
冷凍したサケの切り身
食べない餌
市販の加工餌のうち、
テトラレプトミンスーパー(170g入りか310g入り)、
テトラレプトミンBaby、
キョーリンのひかりクレスト キャット(295g入り)
は夜間に多少は食べているかもしれない(12匹を多頭飼いしているので個別に確認はできていない)。
カメプロスはプレミアムも食べない。
相性の悪い相手
これまでにかかった病気
背甲の特徴
腹甲の特徴
その他の身体的特徴
個体を識別する時の決め手
性格
おとなしい
リリースの予定
ある程度育ったらリリースするる予定。保護した場所はリリース場所としてはありえないので検討中。
備考

結果と考察

No.20〜No.31の12匹は病気がないかとか、餌は食べているかとかは注意していますが、情が移るとリリースしにくくなるので、個別にはあまり深く接しないようにしています。とは言ってみたものの、すでに名前を付けている時点でお察しです。
この赤ちゃんスッポンは約5ヶ月で甲長が2mmしか伸びませんでした。また、5ヶ月前より痩せているように見えます。それでも冬を越せたので良しとしなければなりません。あのままあの側溝の中にいたら今頃生きていなかったと思います。取り残された赤ちゃんスッポンがあと数匹いましたが、たぶん生きていないでしょう。今は水の流れもなく青海苔がたくさん発生したとても汚いドブになっています。こんな水の中では病気になってしまいます。当然魚などはすべて死滅して今は1匹もいませんし、第一、赤ちゃんスッポンは冬の寒さに耐えられなかったと思います。越冬するだけの体力がないからです。仮に赤ちゃんスッポンが冬眠して冬を越せるだけの体力があったとしても、その間ほとんど成長していなかったはずなので、これから暖かくなってたくさん食べれてリカバーしてほしいと思います。早く野生に戻れるように大きくなって欲しいと思っています。

2021年4月26日に元いた場所の近くに旅立ちました。




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